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パッピーナゲスト
いじめ対策に「行政的アプローチ」の検討を
学校にていじめが繰り返し発生することから、その再現性の高さの要因として、「教育的アプローチ」の限界と言う仮説を設定し、「行政的アプローチ」に挑戦されている自治体がある。教育委員会の機能不全といった報道もあるわけだが、全国的に問題視されるケースが多いことは否定できない。
寝屋川市は「いじめゼロ」に向けて市長部局に「監察課」を設置し、いじめの初期段階から対応する体制をスタートしている。これまでは主に学校現場が対応してきたわけだが、そこに新たな視点を持って取り組む挑戦。教育委員会を窓口とせず、第三者機関に近い立場で調査に当たる。通報があれば原則いじめとみなして調べる。児童生徒や保護者、学校などからいじめに関する通報を受け、関係者への聞き取りを通じて実態を調査する。いじめ判定会議で加害者と認定した児童生徒と保護者には、是正を促す。さらに刑事告訴や民事訴訟など「法的アプローチ」を行う場合の弁護士費用も一部市が負担する条例を可決。これは「行政的アプローチ」に実効性を担保する役割を期待してのことで、覚悟を感じる。
こうした取り組みにより、現場の教員は、より”予防”に注力できるなど、働き方改革にもプラスとなることが期待されている。市職員も対象としているそう。
このような挑戦ができるのは、市長のリーダーシップあってのこと。そして挑戦を認める議会あってのこと。“市民である児童・生徒を、いじめという人権侵害から守る”という担当者の言葉にも心強さを感じる。
(質問)
北杜市においても同様の制度を検討すべき。市長のお考えを伺う。合併時に整理された新市建設計画の達成状況と、今後に向けた考えは?
峡北地域合併協議会が作成した【新市将来構想「人と自然が躍動する環境創造都市」をめざして】は、「地域の特性や課題から導き出される施策の実施により、10年後に実現される新しい市の具体的な姿や将来見通しを描いた」とされている。そして【新北杜市建設計画】 にはさらに具体的な内容の記載がある。内容は、実現されたこと、進んでいること、実現できていないことがある。
渡辺市長は白倉市政を継承されたわけだが、これら冊子が作成されてから15年ほどが経過しようとしている。質問時間が限られるので絞って伺うが、当時挙げられた次の構想について、これまでの取り組みと、市長の今後に対する考えは?
①「新市の計画的な土地利用や都市機能の集積を図るため、都市計画区域を設定します」
②「恵まれた自然環境の中でのスモールオフィス、ホームオフィスの誘致を推進します」
③「将来的には、病院を統合し、地域内で高度な医療を提供できる施設の整備を進めます」
④「観光産業を支えるホテルマン、専門家の養成や循環型社会の形成を目指す4年制の専門大学の誘致を図ります」
⑤バイオガス・コンポストプラント整備事業
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